広井良典(ひろい・よしのり)
京都大学 人と社会の未来研究院教授。1961年岡山市生まれ。東京大学・同大学院修士課程修了後、厚生省勤務を経て1996年より千葉大学法経学部助教授、2003年より同教授。この間マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。2016年より京都大学教授。鎮守の森コミュニティ研究所所長も務める。公共政策及び科学哲学を専攻。社会保障や環境、医療、都市・地域に関する政策研究のほか、時間、ケア、死生観等をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。『コミュニティを問いなおす』(2009年 ちくま新書)で第9回大佛次郎論壇賞を受賞。『定常型社会』(2001年 岩波新書)、『ポスト資本主義』(2015年 岩波新書)『人口減少社会のデザイン』(2019年 東洋経済新報社)など著書多数。