野原佳代子(のはら・かよこ)
東京工業大学 環境・社会理工学院 教授。学習院大学大学院で日本語学の修士、オックスフォード大学マートンカレッジで歴史学の学士・修士号、同大学クイーンズカレッジにおいて翻訳学の博士号。オックスフォード大学講師、学習院大学文学部助手、ルーヴェンカトリック大学(ベルギー)国際研究員などを経て現職。記号間、異分野間翻訳の可能性について探り、近年は東工大サテライトラボSTADHIを主宰しサイエンス/テクノロジーとアート/デザイン融合の創出に挑戦している。『ディスカッションから学ぶ 翻訳学 トランスレーション・スタディーズ入門』(三省堂 2014年)、Translating Popular Fiction: Embracing Otherness in Japanese Translation (Peter Lang, Oxford 2018年)など著書多数。