DigitalOceanは今回、オンライン調査で665人から回答を収集。回答者の国籍は68か国で、役職はフルスタック開発者が約26%と最も多く、CEO/創業者(13%)、バックエンド開発者(10%)、CTO(7%)、システムアーキテクト/システム管理者(5%)などが続いた。
同調査によれば、クラウドインフラの利用状況に関しては、33%の組織が単一のクラウドプロバイダーを利用する一方、35%がマルチクラウドを採用。31%がハイブリッドクラウド、5%がオンプレミスのみという結果となった。
また、回答者の43%は「現在、個人およびビジネスでAI/MLツールを利用している」と回答。ビジネス利用者の利用目的では、ソフトウェア開発やコーディングが47%、データ分析やインサイトが34%、プロセス自動化が27%、マーケティング(Eメール記述など)が24%、カスタマーサービスおよびエンゲージメントが21%などとなった。
一方、生成AIの台頭やハイブリッドワークの普及、古いシステムの更新の必要性などからサイバーセキュリティへの意識も向上。「(組織で)サイバーセキュリティへの支出を増やす予定」とした回答者の割合は37%に上っている。
参照リンク
DigitalOcean Currents Report Finds That Adoption of AI/ML, and Investments in Cybersecurity and Multi-cloud Strategies Are On The Rise at Small Businesses
Currents Research – November 2023