Virtanaは2008年に設立された米国企業。パブリッククラウドやプライベートクラウド、ハイブリッドクラウド環境にまたがるアプリケーションワークロードの最適化や移行、監視を容易にするマルチクラウド管理ソリューションを提供しており、これまでに累計約8,800万ドル（約124億円）を調達している。
一方、OpsCruiseは2018年、クラウドにおけるアプリケーション管理の複雑性とコストの問題を解決するというビジョンのもと設立。機械学習を活用してクラウドアプリケーションのパフォーマンス低下を予測し、その原因を突き止めるソリューションを提供。このソリューションは、テレメトリデータの収集や管理に関して主要なオープンソースの監視ツールやクラウドプロバイダーと強固に統合されており、Avis Car Rental（米レンタカー大手）やテレフォニカ、テスラ、ユナイテッド航空などの大手企業が導入している。
VirtanaのKash Shaikh CEOは今回の買収について「当社は業界で最も堅牢なハイブリッドクラウドインフラの監視・管理ソリューションを提供することに尽力しており、OpsCruiseの買収はこの取り組みを強化するもの」とコメントしている。
参照リンク
Virtana Acquires Cloud and Kubernetes Observability Solution Powered by Advanced AI and Open-Source Telemetry Collection, OpsCruise | Virtana
Virtana acquires OpsCruise to help users manage complex modern environments | Help Net Security
https://www.virtana.com/
https://www.opscruise.com/
