VMWareとWiproは長年提携関係にあり、2022年11月には、WiproがVMWareに特化した新たな事業部門を設立。銀行、金融サービス、保険、ヘルスケア、消費財、小売などの顧客企業向けに同社のプラットフォームやソリューションの提供を開始していた。また、Wiproはこの際、VMWareのクロスクラウドサービスに精通した最大5,000人の専門家を養成することも発表していた。
WiproはVMWareのプラットフォームを活用し、セルフサービスIT機能による効率化、コストの最適化、可視性の向上、確実なコンプライアンスなどを実現するという。
VMWare India幹部のPrashant Sharma氏は「企業は、セキュリティとコンプライアンスを確保しながらマルチクラウド環境を管理するという複雑な課題に直面することがよくあります」とし、「Wiproとのパートナーシップを通じて、顧客のデジタルトランスフォーメーションの旅を加速させる包括的なソリューションを提供します」とコメントしている。
参照リンク
Wipro Chooses VMware’s Multi‑Cloud Management Platform for Improved Operational Efficiency(VMWare)
Wipro invests in new dedicated VMware Business Unit(Wipro)
Wipro to automate workflows using VMware’s multi-cloud platform(TechCircle)