サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙によれば、両者は浙江省の杭州で最近行われた会合で協力枠組み協定に署名。協力範囲は、データインフラの構築、データエコロジー、大規模モデルアプリケーションの探求、その他商業的な情報交換を促進する分野に及ぶという。
深センデータ取引所は2022年11月にオープンしたデータ取引所。データを土地や資本、労働力と同等の生産要素と位置づける中国では、2022年8月時点で40以上のデータ取引所が設立あるいは計画されている。アリババクラウドはすでに、本拠地のある杭州や貴州省の貴陽など、複数のデータ取引所と連携している。
アリババクラウドインテリジェンスの中国社長を務めるHuang Haiqing氏は「両者のコラボレーションは、ビッグデータからクラウドコンピューティング、AIサービスに至るまで、広範囲に及ぶだろう」とコメントしている。
参照リンク
Alibaba’s cloud services unit expands business with China’s data exchanges under major new deal in southern tech hub Shenzhen(myNEWS)
No Data Left Behind: Alibaba Cloud & Shenzhen Exchange Team Up, Amp Up China’s Digital Revolution(Benzinga)