今回の調査は、世界の様々な規模・業界のIT部門の意思決定者1,450人を対象に実施。このうち、プライベートクラウドとパブリッククラウドの混合、複数のパブリッククラウド、オンプレミスのデータセンターとホスティングインフラなど、「複数タイプのITインフラを使用している」という回答の割合は60%であったといい、同社はこの数字が近い将来74%まで増加すると予想している。
このようなトレンドの中で、ハイブリッド/マルチクラウド環境の様々な課題も浮上。回答者の94%は「多様な環境にまたがるアプリケーションとデータを一元管理できる仕組みにメリットがある」と答え、98%が「(複数のITインフラにまたがる)完全な可視性が重要」と回答。一方で、「データがどこにあるのかを完全に可視化できている」とした回答者の割合は40%にとどまったという。
Nutanixの製品およびソリューションマーケティング担当SVPを務めるLee Caswell氏は「今年の調査や顧客の声が示しているのは、あらゆる種類のアプリケーションをサポートするハイブリッドマルチクラウドの構築、運用、使用、管理を支援するクラウド運用モデルのニーズが市場に存在するということです」とコメントしている。
参照リンク
Nutanix Study Shows Data Management Becoming More Complex as Cloud Deployments Diversify(Business Wire)
Hybrid multi-cloud is the future, finds global survey(Computing)
December 2022 and January 2023, U.K. researcher Vanson Bourne surveyed 1,450 IT decision-makers around the world.(Nutanix)