OpsRampは、ITインフラの管理や自動化に機械学習を活用するAIOps技術を開発・提供する企業。今回の買収後、HPEはOpsRampのハイブリッドデジタル運用管理ソリューションを「HPE GreenLake Edge-to-Cloud」プラットフォームに統合。これにより、パブリッククラウドやコロケーション、オンプレミスなどを組み合わせたマルチベンダーおよびマルチクラウドIT環境の運用の複雑さを軽減することが可能になるという。
HPEのCTOを務めるFidelma Russo氏は「今日の顧客は、様々なIT運用モデルやツールで複数の異なるクラウド環境を管理しており、デジタル運用管理のコストと複雑さは劇的に高まっている」とし、「OpsRampとHPEの組み合わせで、マルチベンダーやマルチクラウドIT資産をより効果的に管理・変革できる統合型エッジ・トゥ・クラウド・プラットフォームを顧客に提供することで、このような障壁を排除することができる」とコメントしている。
参考文献
Hewlett Packard Enterprise to Acquire OpsRamp, Advancing Hybrid Cloud Leadership and Expanding HPE GreenLake into IT Operations Management(Business Wire)
HPE picks up OpsRamp to sprinkle some AIOps on Greenlake multi-cloud(The Register)
Hewlett Packard Enterprise to acquire OpsRamp(Seeking Alpha)
Hewlett Packard Enterprise acquires OpsRamp(Cloud Tech)