クラウドコスト最適化プラットフォームのProsperOps、新たに7,200万ドルを調達【TechCrunch 2/23】
ProsperOpsは2018年に設立。本社は米テキサス州オースティン。Amazon Web Serviceの顧客がクラウドインフラ支出を削減できるよう支援するソフトウェアプラットフォームを開発・提供。同プラットフォームは、AIや自動化技術により、AWSがユーザーに提供する割引を効率的に利用することでコストカットを実現。Wix.comやMoveworksなどの大手企業が導入しており、これまでに3億3,400万ドル以上のクラウド費用を削減したという。
同社は調達資金の使い途について、プラットフォーム機能の強化やエンジニアリングおよび市場開拓チームの拡大に言及。AWS以外のクラウドプロバイダーへのサービス拡張にも充てるという。
調査会社ガートナーによれば、全世界のパブリッククラウドサービスに対する支出は、2022年の4,903億ドルから2023年には5,918億ドルまで拡大すると予測されている。また、クラウドデータ管理ベンダーのVeritasの2022年の調査によれば、パブリッククラウドサービスプロバイダーを利用する組織の94%は利用の際に予想以上のコストが発生しており、平均43%の超過支出をしているとのデータも示されている。
参照リンク
Cloud optimization startup ProsperOps lands $72M investment(TechCrunch)
ProsperOps raises $72M for its cloud cost optimization platform(SiliconANGLE)
ProsperOps Raises $72M in Funding(FinSMEs)
ProsperOps:https://www.prosperops.com/