気候分析テックのRisilience、シリーズBラウンドで2,600万ドルを調達【TechCrunch 2/1】
Risilienceは2021年、ケンブリッジ大学のリスク研究センター(Centre for Risk Studies、CCRS)のスピンオフ企業として誕生。企業が気候変動のリスクを評価し、炭素排出量ゼロに移行するための計画を手助けするSaaSプラットフォームを開発・提供している。
同社のプラットフォームは、データを実用的な洞察に変換し、企業が自社の戦略や事業に対する気候リスクの範囲や規模、タイムスケールを理解し、定量化できるようにするもの。独自のデジタルツイン技術により、規制の強化や訴訟の可能性、消費者感情の変化など、様々な移行リスクや物理的リスクが企業に与える影響のストレステストを実現。すでにネスレやコカ・コーラ、easyJet、バーバリー、テスコなどの大手企業が導入している。
なお、調達資金については、プラットフォームの拡大およびグローバル展開に活用する見込み。
参照リンク
Climate Analytics firm Risilience closes $26 million Series B to expand its science-based, climate-risk assessment and net-zero planning platform(Risilience)
Risilience, a climate analytics and risk assessment platform for enterprises, raises $26M(TechCrunch)
Cambridge Judge spin-out Risilience raises temperature with $26m Series B(Business Weekly)
Risilience:https://risilience.com/