アンチマネーロンダリング/詐欺監視技術のHawk AI、シリーズBラウンドで1,700万ドルを調達【TechCrunch 1/26】
Hawk AIは2018年に設立。本社はドイツのミュンヘン。銀行や決済代行業者、フィンテック企業向けに、AIを活用したAML(anti-money laundering、アンチマネーロンダリング)技術や詐欺監視技術を開発・提供。欧州や北米、南米、アジアなど60カ国以上で事業を展開し、VISAやディボールド・ニクスドルフ(ATMやPOS端末などを提供する米金融テック企業)などの大手企業と連携。年間数十億件の取引を処理しているという。
同社には、決済審査や顧客審査、トランザクション監視、顧客リスク評価などのプロダクトがあり、同分野では珍しいSaaS型のビジネスモデルも特徴。また、AIの判断の根拠がわからないという「ブラックボックス問題」にも対応しており、機械学習アルゴリズムがマネーロンダリングや詐欺と判断した理由を説明できるという。
同社は調達資金の使い途について、事業の拡大や事業範囲の拡張に言及。Tobias Schweiger CEOは「今回の調達により、世界をリードする監視プラットフォームになるという目標をより早く達成できる」とコメントしている。
参照リンク
Hawk AI, an anti-money laundering and fraud prevention platform for banks, raises $17M(TechCrunch)
Hawk AI Raises $17M in Series B Funding(FinSMEs)
HAWK AI ACCELERATES GLOBAL EXPANSION WITH $17 MILLION SERIES B(Financial IT)
Hawk AI:https://hawk.ai/