シンガポール物流テックのLocad、シリーズAラウンドで1,100万ドルを調達【Locad 1/16】
Locadは2020年に設立。本社はシンガポール。アジア太平洋地域のEC事業者向けに在庫の保管から梱包、発送、追跡までを行う「logistics engine（物流エンジン）」と呼ばれるフルフィルメントサービスを提供。ShopifyやShopee、TikTok Shopなど複数の販売チャネルにまたがる在庫を同期できるのが特徴で、シンガポールやフィリピン、タイ、香港、オーストラリアなどで200以上の小売ブランドに活用されているという。
同社は調達資金の使い途について、アジア太平洋地域最大級のフルフィルメントネットワークの構築に言及。また、東南アジアやオーストラリアでの事業拡大のため、倉庫網の拡大や運送業者との提携、人材採用を進めていくという。Constantin Robertz CEOは「現在の消費者ブランドがオムニチャネルコマースで成功するためには、倉庫や配送業者をシームレスに統合するソフトウェアが牽引する強力なサプライチェーンが必要であり、それ こそ当社が目指すもの」とコメントしている。
参照リンク
Locad raises $11M Series A funding to boost consumer brands in Asia Pacific with logistics engine（Locad）
Logistics startup Locad raises $11M for ‘retail fulfillment-as-a-service’（SiliconANGLE）
Locad Raises $11M in Series A Funding（FinSMEs）
Locad：https://golocad.com/
