車両遠隔操作ソフトウェアのOttopia、シリーズAラウンドで1,450万ドルを調達【Ctech 1/10】
Ottppiaは2018年に設立。本社はイスラエルのテルアビブ。自律走行車(AV)やその他の機械を遠隔操作するソフトウェアを開発・提供。この仕組みは、遠隔の人間が安全かつサイバーセキュリティが確保された方法で車両を監視・誘導したり、直接制御できるもので、モビリティや物流、貨物輸送、ラストマイル配送、農業、建設業などの業界での活用を想定しているという。
また、同社は2019年、自動車部品大手のデンソーと技術提携を発表。2021年には住友商事グループのVCであるIN Ventureの出資を受けるなど、日本との関わりも深い。
同社は調達資金の使い途について、遠隔操作ソフトウェアの開発・展開の加速、人材採用の強化に言及。ComfortDelGro幹部のCheng SiakKian氏は「Ottopiaへの投資は、当社の将来を見据えた計画の重要な土台となるもの」と し、「必要なときに遠隔でAVに介入し、操作できる機能を持つことは、当社の将来の運用計画にとって重要なこと」とコメントしている。
参照リンク
Teleoperation startup Ottopia nets $14.5 million Series A(Ctech)
Ottopia announces $14.5M Series A Funding Round(PR Newswire)
Ottppia:https://ottopia.tech/