DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:OneLineStock.com / shutterstock

スモールビジネス事業者の資金繰りを支える。オンラインファクタリングサービス

フリーランス、個人事業主向けのオンライン型ファクタリング(売掛金・売掛債権買取)サービスを手がけるペイトナー株式会社は12月15日、シリーズBファーストクローズにて約19億円の資金調達を発表した。W fundをリード投資家とし、オリックス・キャピタル、FFGベンチャービジネスパートナーズなど8社を引受先とした第三者割当増資、およびデットファイナンスによる調達で、同社の累計調達額は25億円に達した。

Updated by DX Laboratory on December, 21, 2022, 4:00 am JST

オンラインファクタリングのペイトナー、シリーズBファーストクローズで約19億円を調達【PR TIMES 12/15】
ペイトナーは2019年に設立。本社は東京都港区。「成長する全てのビジネスの、お金のストレスをなくす」をミッションに掲げ、融資や借入が難しいフリーランスの資金繰り改善をサポートする請求書前払いサービス「ペイトナー ファクタリング」を提供。累計申込数は5万5,000件を突破している。また、2022年9月には、振込まで自動化した請求書受領サービス「ペイトナー 請求書」の提供も開始。フリーランスや中小企業などのスモールビジネス事業者の資金管理と資金調達の負担軽減に取り組んでいる。

ペイトナー株式会社 ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、採用・組織体制の強化、プロダクト開発および更なるサービス品質向上のための研究開発に言及。また、将来的に「ペイトナー 請求書」と「ペイトナー ファクタリング」を統合し、資金繰り・支払いなど、お金の管理に生じる負担を包括的に軽減する、スモールビジネスに特化した「キャッシュマネジメントプラットフォーム(CMP)」の構築を目指しているという。

参照リンク
ペイトナー、総額約19億円の資金調達を実施、スモールビジネスに特化したキャッシュマネジメントプラットフォーム開発へ(PR TIMES)
ペイトナー 阪井 優|大企業からスタートアップに転職したからこそ見えた起業への道(創業手帳)
ペイトナー株式会社:https://paytner.co.jp/