DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:OneLineStock.com / shutterstock

地球のあらゆる事象を解析。衛星データ解析技術の開発企業が資金調達

衛星データ解析技術の開発・提供およびデータ解析コンテストの運営を行う株式会社Solafuneは12月9日、シードラウンドで2億円の資金調達を発表した。今回のラウンドには、ANRI、千葉道場ファンド、GREE Ventures、リバネスキャピタル、リアルテックファンド、90s、個人投資家数名および金融機関などが参加した。

Updated by DX Laboratory on December, 13, 2022, 4:00 am JST

衛星データ解析技術のSolafune、シードラウンドで2億円を調達【PR TIMES 12/9】
Solafuneは2020年に設立。本社は沖縄県沖縄市。「Hack The Planet」をミッションに掲げ、衛星データ(人工衛星が取得する地球観測データ)や地理空間情報を活用して地球上のあらゆる事象を解析する技術を開発・提供。昨年8月には、衛星データ解析分野でマイクロソフトとの協業を発表。今年10月には、岡山市と衛星データを活用したゴミ検出の実証実験を開始するなど、行政や大手企業向けに技術提供を行っている。

株式会社Solafune ウェブサイトより。

また、同社は競技形式の衛星データ解析プラットフォーム「Solafune」を運営。よりオープンな形式での技術開発を推進するこのプラットフォームでは、企業課題や社会課題の解決を主な目的としたデータ解析コンテストが継続的に開催され、世界中からAIエンジニアが参加しているという。

調達資金については、グローバルでの技術者および事業開発人材の採用強化に活用する見込み。

参照リンク
衛星データ解析技術の開発を行うSolafune、2億円の資金調達を実施(PR TIMES)
岡山市と衛星データを活用したゴミ検出の実証事業を開始(PR TIMES)
株式会社Solafune:https://solafune.com/ja