DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Simple Line / shutterstock

ソフトウェア開発にスピードと柔軟性をもたらす。開発自動化プラットフォーム

ソフトウェア開発のプロセスを自動化する開発プラットフォームを手がける株式会社Jiteraは11月30日、シードラウンドで約3.2億円の資金調達を発表した。今回のラウンドは、ソフトバンクグループのAI特化型インキュベーターである株式会社ディープコアが主導し、East Venturesや複数の個人投資家(非公開)が参加。また、みずほ銀行などの金融機関からの融資も調達金額に含まれている。

Updated by DX Laboratory on December, 5, 2022, 4:00 am JST

ソフトウェア開発自動化プラットフォームのJitera、シードラウンドで約3.2億円を調達【PR TIMES 11/30】
Jiteraは2017年に設立。本社は東京都渋谷区。「ソフトウェア開発の次の時代を創る」をミッションに掲げ、ソフトウェア開発自動化プラットフォーム「Jitera」を開発・提供。また、顧客企業の新規事業やDXプロジェクトを支援するソフトウェアビジネスパートナー事業も展開している。

株式会社Jitera ウェブサイトより。

「Jitera」は、ソフトウェアのリリースに必要なフロントエンドからバックエンド、インフラ、API連携までを幅広く自動化。これまで人間が書いていたコードのうち、複雑なロジックが必要ないコードを「Jitera」で書くことでエンジニアの工数を削減。ソースコードを出力することで、フルスクラッチ開発と同じ柔軟性で3倍の開発速度を実現するという。

調達資金については、「Jitera」の開発および「Jitera」を活用した開発支援事業の体制強化に活用する見込み。同社はオートコーディング市場で世界的なシェア獲得を目指している。

参照リンク
株式会社Jitera、シードラウンドにて合計約3.2億円の資金調達を実施。開発自動化プラットフォーム「Jitera」のβ版とテクニカルサポートプランの提供を開始(PR TIMES)
株式会社Jitera:https://jitera.com/ja/
経営者インタビュー:JITERA創業に至るまでのCEO柳澤の履歴書(Wantedly)