DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:nasharaga / shutterstock

韓国のアプリ市場でも大人気。AIチューターが導く英語スピーキング学習

AIを活用した英語学習プラットフォームを手がけるSpeakは11月18日、シリーズBラウンドで2,700万ドル(約38億円)の資金調達を発表した。今回のラウンドは非営利のAI研究機関であるOpenAIのスタートアップファンドが主導し、Lachy Groom、Josh Buckely、Justin Mateen、Gokul Rajaram、Founders Fundなどの投資家が参加。同社の累計調達額は4,700万ドル(約66億円)となった。

Updated by DX Laboratory on November, 24, 2022, 4:00 am JST

AI英語学習プラットフォームのSpeak、シリーズBラウンドで2,700万ドルを調達【Speak 11/18】
Speakは2016年に設立。米カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、韓国のソウル、スロベニアのリュブリャナなどにオフィスを展開。発音や文法、語彙などにフィードバックできる「AIチューター」が特徴の英語学習アプリを開発・提供。特に韓国市場では教育カテゴリのトップアプリの1つとなっており、10万人以上の有料ユーザーを獲得している。

Speak ウェブサイトより。

同社は調達資金の使い途について、ジェネレーティブAIを活用した新たな会話言語体験の開発、日本を含む新たな地域・言語への展開、これらをサポートするための採用拡大などに言及。Open AI Startup Fundの責任者を務めるBrad Lightcap氏は「Speakは言語学習のみでなく、教育全般に革命を起こす可能性を秘めており、『パワフルなAIの影響を高めて人々の生活を改善する』というOpen AIの目標にも合致する」とコメントしている。

参照リンク
Speak Announces $27M Series B Led by OpenAI Startup Fund(Speak)
Speak lands investment from OpenAI to expand its language learning platform(TechCrunch)
Speak Raises $27M in Series B Funding(FinSMEs)
Speak:https://www.usespeak.com/