DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Simple Line / shutterstock

Web会議をもっと快適に。AI搭載カメラのビデオ会議ソリューション

AIを搭載したビデオ会議ハードウェアを手がける米Owl Labsは11月14日、シリーズCラウンドで2,500万ドル(約35億円)の資金調達を発表した。今回のラウンドは米ヒューレット・パッカード(HP)傘下のVCであるHP Tech Venturesが主導。日本における戦略パートナーであるソースネクスト、既存投資家のMatrix Partners、Spark Capital、Playground Globalなどが参加した。

Updated by DX Laboratory on November, 17, 2022, 4:00 am JST

AI搭載Web会議カメラのOwl Labs、シリーズCラウンドで2,500万ドルを調達【Businesswire 11/14】
Owl Labsは2014年、「ルンバ」で知られるiRobot出身のMark Schnittman氏とMax Makeev氏が共同で設立。本社はマサチューセッツ州のサマービル。AIを活用した360度ビデオ会議ソリューションを開発・提供しており、フォーチュン100のうち83社を含む13万以上の組織が同社の製品を導入しているという。

Owl Labs ウェブサイトより。

同社の主力製品は、話者に自動フォーカスするAIを搭載し、360度カメラ、マイク、スピーカーが一体型となった「Meeting Owl」シリーズ。また、ホワイトボード専用カメラの「Whiteboard Owl」、会議室向け制御コンソール「Meeting HQ」なども販売している。

調達資金については、製品開発の強化や自社製品のさらなるグローバル展開に活用する見込み。リードインベスターのHPとは戦略的提携を結び、まずはHPフランスの販売チームがOwl Labsの製品の販売を開始するという。

参照リンク
Owl Labs Raises $25 Million in Series C Funding Round Led by HP Tech Ventures(Business Wire)
Meeting camera startup Owl Labs lands $25M and partnership with HP(TechCrunch)
Owl Labs:https://owllabs.com/