DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

(写真:Luckyrizki / shutterstock

実務経験者が活躍。オンラインアシスタントという選択肢

バックオフィス業務を支援するオンラインアシスタントサービスを手がけるフジア株式会社は10月18日、シリーズAエクステンションラウンドで総額4.65億円の資金調達を発表した。エクイティファイナンスおよびデットファイナンスによる調達で、PKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合、ロッテベンチャーズ・ジャパン投資事業有限責任組合、アビリティーセンター株式会社などが引受先として参加した。

Updated by DX Laboratory on October, 20, 2022, 4:00 am JST

オンラインアシスタントサービスのフジア、新たに4.65億円を調達【PR Times 10/18】
フジアは2017年に設立。本社は東京都中央区。オンラインベースで様々な業務を依頼できるBPOサービス「フジ子さん」を開発・提供。企業の人手不足解消に取り組むとともに、出産や育児、介護などで仕事を離れる人材の就業やリスキリングを支援している。

同サービスは、採用・雇用・設備などのコストや、求人・入社などにかかる手間や時間をかけることなく、様々な実務経験を持ったアシスタントにメールやチャットで仕事を依頼できるというもの。経理・人事労務・総務業務などの事務作業から、Webデザイン・サイト運営、翻訳、コール業務など、幅広い業務に対応可能だという。

フジア株式会社 ウェブサイトより。

調達資金については、オンラインアシスタントサービスの認知度を高め、利用者数を拡大するためのマーケティング活動、オンラインアシスタントとして活躍する人材の獲得、サービス内容の自動化に向けたシステム開発の加速などに活用する見込み。

今回のラウンドに参加したPKSHA SPARX アルゴリズム1号投資事業有限責任組合の責任者は同社のサービスについて「中小企業のDXを促進する革新的な処方箋のひとつになり得る」とコメントしている。

参照リンク
オンラインアシスタント「フジ子さん」総額4.65億円調達
フジア株式会社:https://fujiko-san.com/
業界最安値水準「オンラインアシスタントサービス フジ子さん」でアシスタントをフル活用し起業後の生存率を上げる フジア株式会社 代表取締役社長 山田真也様(Founder 起業家向けインタビュー)