アフリカ発スーパーアプリのPhoenix、シリーズAラウンドで1億ドルを調達【Fintech Finance News 10/14】
Phoenixは2019年、ナイジェリアでサービスを開始。検索エンジンやコンテンツフィード、生産性ツール、その他様々なアプリ内機能を統合したブラウザベースのスーパーアプリを開発・提供。アムハラ語やオロモ語などを含む20以上の言語に対応し、リリースから3年でAppstoreでのダウンロード数は4億回、月間アクティブユーザー数は1億人を突破。DataSparkleによれば、同アプリはアフリカで最も使用されているモバイルアプリのトップ5にランクインしているという。
同社のスーパーアプリは、AIを活用したアルゴリズムによるパーソナライゼーションが特徴。コンテンツフィードやアプリ機能がユーザーの好みに基 づいてキュレーションされ、人々にとって日々の情報やエンタメの入手先となっているという。また、ネットワークが遅い、あるいは不安定な状態でもブラウジングしやすいよう設計されており、デジタルインフラの整備が不十分な地域でもユーザー体験を高めている。
同社の幹部を務めるOluwatosin Sawyerr氏は「アフリカやその他の地域のデジタルトランスフォーメーションに参加できることを嬉しく思う」とし、「発展途上国でより多くのモバイルユーザーが最適かつ最も関連性の高いコンテンツを発見し、アクセスできるようサポートしていく」と述べている。
参照リンク
Phoenix Closes $100 Million in Series A Roun(Fintech Finance News)
Phoenix Closed a 100-million Round as It Grows to Be the Go-to Content Distributor of the Emerging Markets(African Business)
Phoenix Browser Secures $100m Series A Fund(Business Post)
Phoenix:https://phoenix-browser.com/