畜産農家の収益最大化や環境負荷低減を目指すAgriWebb【Tech Crunch 10/11】
AgriWebbは2014年に設立。本社はシドニー。農場経営者や畜産農家向けにクラウドベースの家畜管理プラットフォームを提供。農場の記録や食肉生産プロセスのデジタル化を目指しており、オーストラリアや米国、英国など、世界中で1万6,000以上の農家・農場経営者が約1,900万頭の家畜の管理に活用しているという。
同社のアプリは、農場オペレーションを可視化し、最適な牧草の場所やどの家畜が体重を増やしたかといったインサイトを提供。また、農場経営者が収益を最大化するための持続可能な土地管理、農場のデータを活用した意思決定などをサポートするという。
今回の調達資金は米国や英国、南米 などへの国際展開に活用する見込み。特に、2021年にサービスを開始した米国では、現在28州で顧客を獲得しており、今後も展開を加速させるという。また、独自データベース構築にも投入する。
参照リンク
AgriWebb’s software seeks to boost yields, lower environmental impacts for farmers and ranchers(TechCrunch)AgriWebb:https://www.agriwebb.com/