DXで未来を拓く 先駆者たちの現在地 

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(写真:Derplan13 / shutterstock

貿易の効率化をクラウドで叶える。国際物流プラットフォームの成長

貿易業務を効率化するクラウドサービスを手がける株式会社Shippioは9月28日、シリーズBラウンドで総額16.5億円の資金調達を発表した。今回のラウンドには既存投資家に加え、グローバル投資ファンドのDNX Ventures、Spiral Innovation Partners、東京海上日動火災保険、みずほキャピタル、あおぞら企業投資などが新たに参加。同社の累計調達額は約30億円に達した。

Updated by DX Laboratory on September, 30, 2022, 4:00 am JST

国際物流プラットフォームのShippio、シリーズBラウンドで16.5億円の資金調達を発表【PR Times 9/28】
Shippioは2016年に設立。本社は東京都港区。「理想の物流体験を社会に実装する」をミッションに掲げ、国際物流領域のDXを推進するデジタルフォワーディングサービスを提供。現在42カ国の拠点とやりとりを行い、2022年の7月末時点での受注高は前年同月比で約4倍と急成長を遂げている。

株式会社Shippio ウェブサイトより。

同社の国際物流プラットフォーム「Shippio」は、本線動静の自動更新、見積もり・発注、貿易書類や請求書管理、納期調整を一元管理できるクラウドサービスで、貿易業務の可視化・効率化を実現。デジタル化により貿易業務量を50%削減することも可能だという。

同社は調達資金の使い途について、グローバルを含めた人材採用、「Shippio」の機能・サービス開発、広告宣伝、事業領域の拡大に向けたM&Aなどに言及。また、新たに荷主向けサービス「Any Cargo」のリリースも発表している。

参照リンク
国際物流プラットフォーム「Shippio」、シリーズBで16.5億円の資金調達を実施(PR TIMES)
株式会社Shippio:https://www.shippio.io/
インタビュー「国際物流を革新するShippio、質実剛健な経営手法とは」(STARTUP DB)