気候テック企業の米Patch、シリーズBラウンドで5,500万ドルを調達【GlobeNewswire 9/13】
Patchは2020年に設立。本社は米カリフォルニア州サンフランシスコ。企業の様々な活動によるCO2排出量を可視化し、カーボン・クレジット取引を効率化するプラットフォームを提供。これまで複雑で不透明であったカーボン・クレジットの取引システムを変革し、過去1年で顧客企業数は5倍以上に増加。豪フィンテック企業のAfterpayや欧州オンライン薬局のShop Apotheke Europe、スウェーデン投資ファンドのEQT、米レストランチェーンのJust Saladなど、幅広い業界の100社以上に活用されているという。
調達資金については、人材採用の拡大や新市場へ の進出、技術開発などに活用する見込み。Energize Venturesのパートナーを務める Tyler Lancaster氏は「カーボン・クレジット市場は今後10年間で500億ドル(約7兆円)規模に成長する見込みで、最も重要かつ巨大な市場の1つになる」とコメントしている。
参照リンク
Patch Raises $55M Series B, Embedding Climate Action Directly Into the Global Economy(GlobeNewswire)
Climate tech firm Patch nets $55 million to streamline carbon-offset transactions(Reuters)
Patch:https://www.patch.io/