ファーウェイの技術を採用する中国新興EVブランドのAvtar、新たに500億円超を調達【Tech Node 8/3】
Avatrは長安汽車とファーウェイ、中国EVバッテリー大手のCATLが2020年に共同で立ち上げたブランド。2021年5月に長安汽車のEV小会社であったChangan NIOを社名変更し、Avatr Technologyとして法人化した。3社が共同開発したCHNプラットフォームをベースとし、ファーウェイの「HI」スマート自動車ソリューションを搭載するEVを開発・販売。2022年中に国内110都市で販売店の開設を計画している。
同社は2021年11月、ファーウェイの自動運転技術を搭載する新型EV「Avatr 11」をリリース。中型の電動SUVクーペである 同モデルは、2022年第3四半期中の納車開始を計画している。
中国自動車市場では近年、EV、PHEV、FCVなどの新エネルギー車(New Energy Vehicle)への需要が急拡大する中で、国内メーカーの販売台数が急増。EV最大手のBYDが2022年上半期に過去最高の販売台数を記録していたほか、NIO、XPeng、Li Auto、NETAなどの新興EVメーカーが次々と台頭している。
参照リンク
【Tech Node】Changan’s EV brand Avatr raises $380 million in Series A
【EqualOcean】Changan-backed Avatar Technology will Jointly Develop Four EV Models with Huawei
Avtar:https://www.avatr.com/
Avtarプレスリリース:http://static.cninfo.com.cn/finalpage/2022-08-03/1214203798.PDF