協働ロボット開発の中国Jaka Robotics、シリーズDで1億5,000万ドルを調達【Tech Crunch 7/26】
Jaka Roboticsは2014年に設立。本社は中国の上海。人間と同じ空間で働く産業用ロボット(協働ロボット、collaborative robot)を開発しており、世界中で1万台以上が稼働。自動車や電子機器、半導体などの有名企業の生産ラインが導入している。また、日本とドイツにテクノロジーセンターを開設しており、300社以上のオートメーション企業と連携している。
現在の主力製品は「JAKA Cobots」と呼ばれるロボットアーム。可搬重量1〜18kgの幅広いモデルを提供しており、コーヒーの抽出から電子部品の組み立て、スマートフォンの包装まで様々な作業で人間をサポートできるという。
調達資金については、研究開発およびグローバル展開に活用する見込み。Prosperity7 Ventures幹部のAysar Tayeb氏は「ロボットには将来のメガトレンドとして極めて大きな成長可能性がある。特にインダストリー4.0時代には、人と機械の相互作用が重要な役割を果たす」とコメントしている。
参照リンク
【Tech Crunch 7/26】China’s Jaka Robotics fueled by Saudi Arabia’s Prosperity7 in global push
$150 Million Series D Financing JAKA Robotics with Genes of Innovative Technology Developing Since 1979
JAKA Robotics:https://www.jaka.com/en/p/jakaminicobo.html